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こんばんは、TaSuCです。
今回は、コスパ重視マウスパッドの代表格である
『 HyperX Fury S Pro 』のレビューをしていきます。
HyperXのデバイスは全体的に値段が安いことで知られてます。
それなのに、Amazonセール対象の常連です。
だからといってクオリティが低いなんてことはありません。
注意点として、『 HyperX FURY S – Speed Edition Pro 』という別モデルが存在しており、操作感が異なります。
目次
製品スペック
サイズ展開と値段
S | 290mm×240mm×3mm | ¥1,580 |
M | 360mm×300mm×3mm | ¥2,016 |
L | 450mm×400mm×4mm | ¥3,035 |
XL | 900mm×420mm×4mm | ¥4,054 |
S、Mサイズは3mm。
L、XLサイズは4mmとなっており、サイズによって厚さが変わります。
パッケージと巻き癖
一般的な紙製のパッケージに梱包されています。
若干細いサイズな気はしますね。
その為、モノによっては巻き癖が強いです。
特に、XLサイズでは巻き癖がキツい傾向にあります。
場合によっては波打ちも酷くてプレイに支障をきたします。
僕がセールで購入したXLサイズがまさに波打ちのオンパレードでした。
エッジ
端にはやや硬めのステッチ加工がされています。
ステッチ部分は滑走面より少しだけ高く、マウスを通すと僅かな引っ掛かりを感じます。
裏面
底面の滑り止めは天然ゴム製です。
ラバーウッド天板と相性がそこまで良くない溝形となっています。
合成樹脂化粧繊維板のデスクで使用しましたが、ズレることはありませんでした。
パフォーマンス
表面
滑走面は光沢があり、サラサラしています。
マクロレンズで見ると、密織りなのがわかります。
操作感
ロゴの部分にマウスを通しても操作感は変わりません。
純粋な滑走速度は速いです。
僕はスピード寄りのバランスに割り振りました。
これは摩耗による劣化をしていない新品状態での評価になります。
コントロール寄りな滑りだと思っていたのですがそうではなく、様々なマウスソールと組み合わせても滑る印象は変わりませんでした。
手元には沢山マウスパッドがあるので他社製と滑りの比較を行うと、Zero Gravity よりは滑らないです。
LGG Venus や SWIPE HEROなどといったマウスパッドよりは、滑りの速いマウスパッドだと感じました。
大きく振ると、非常にスムーズで引っ掛かりはありません。
小さい振りでは滑走速度の減少が多少感じられ、コントロールがしやすくなります。
切り返し時の抵抗感は極めて少なくスムーズです。
小さく高速で切り返した時は少なからず抵抗感を感じます。
力を込めた時の滑走速度は大きく減速しません。
縦横の滑りに差はほとんど感じられず、均一だと言えます。
止め性能は普通ですね。
滑る一方で止められないということはありません。
抵抗感が少なくスルスルと滑る為、スピード寄りの操作感を得られました。
インゲームに入ると途端に、滑るのに止められるパフォーマンスを体感できます。
確かにコントロールしやすいです。
中間層
中間層は硬く、クッション性によるストッピングアシストはほとんど得られません。
指で強く押すと沈み込みますが、反発が強いです。
湿気・耐久性
一般的な布製マウスパッドと同様に、湿気には弱いです。
使用頻度にもよりますが、3週間程で滑りは落ちます。
約2ヵ月で買い替え時ですかね。
それ以上の使用では本来のパフォーマンスは発揮されないです。
水洗いは止めてください。
まとめ
Fury S Proは3千円程で購入できる、滑りが良くて扱いやすいマウスパッドです。
セールも多く、コストパフォーマンスに優れています。
発売から年月が経っているとはいえ、現在でも人気が高く、入手性も良くてサイズ展開が豊富な点は評価できます。
良くない部分としては、
・湿気に弱い
・摩耗による劣化が早い
( コーティングされた布製の宿命 )
・巻き癖、波打ちがある
冒頭に登場したSpeed Editionというモデルが別に用意されており
こちらのFury S Proはもっとコントロール寄りなのだと思ってました。
しかし実際試した感じだと、滑るマウスパッドでした。
Speed Editionの方が摩擦感が強く、滑走速度も遅いです。
手触りはツルツル感が抑えられています。
コスパ重視のマウスパッドとして度々名が挙げられるくらい、操作性と値段の釣り合いが良いです。
Apexやオーバーウォッチなどの動きが速いFPSをプレイする場合、試してみるのもありだと思います。
今回の内容は動画でも触れています。
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