
●2021/06/21 更新
こんにちは、TaSuCです。
VALORANTの初心者向け解説記事を書いていきます。
今回触れるのは、アタッカー側の戦略についてです。
▼ こちらの動画に補足を加えた内容です。
VALORANTはチームゲームです。
様々な戦略を駆使して戦況を組み立てて行きます。
具体的な戦略として、セットアップやラッシュがあります。
今回はその中でも、スタンダード。
デフォルトと呼んだりしますが、戦略の基盤となる形を説明していきます。
目次
スタンダードとは
スタンダードは、全員が自由に散らばって行動します。
マップのあらゆる場所で行動を起こすイメージ。
主な目的は、情報収集です。
敵の配置、メイン武器を買っているのか、スナイパーの位置などといった情報を集めます。
始めからこれといった攻め方を決めずに、ゆっくり探りましょう。
(例)出待ちをする。
①防衛側がプッシュしてきた。
▶ 比較的簡単に倒せる。
これをキッカケに動けば良いし、以降相手はうかつにプッシュできなくなる。
②防衛側がプッシュして来ない。
▶ 相手がそのエリアを完全に確保できていない状態。
攻めれる場所が多ければ、それだけ攻撃側にアドバンテージがある。
リスクを減らす為に情報を取って、得られた情報を元に作戦を立てます。
敵の情報が何も無い状態は危険です。
ラウンドを重ねる毎に、これまで得た情報を考慮しながらプレイしましょう。
『 この場所には必ずスモークを炊く 』
確かに有効な手段なのですが、毎回同じことを行うと相手にその情報が渡ります。
スモークの位置も変えることが重要です。
固定概念を持つのではなく、例えば1回ピークを挟むことで、《 誰がA側に居る 》という情報を取りに行く。
これは見た目が統一されていないゲームだからこその情報ですね。
今までスモークを炊いていて見えていなかった情報が得られます。
相手にとっては、『 今度は覗いてきた! 』という風に映ります。
毎回動きを変えることは、非常に有効な手段と言えるでしょう。
目的を持とう
スタンダードで動く際に重要なことは、目的を持つことです。
行動に意味を持たせて、その後どうするのかを理解しないと、スタンダードで得た情報が無駄になったり、中途半端な攻めに繋がります。
(例1)前回のラウンドでAに居たエージェントが、今回もAに居るのか?
前目で覗いているのか?
スナイパーを置いているのか?
それを確かめる為にジャンプピークをしてみる。
(例2)〇〇を取り行こう → なぜそこを取るのか?
そのエリアを取れば挟みを行うことができるから。
ここには敵が居ないという情報が取れるだけでも大きい。
あくまでスタンダードは序盤の動きです。
スタンダードで得た情報を上手くまとめて、じゃあどうするのかを決める必要があります。
何も考えずに行動するということは、行動の先で何をすれば良いのか分かっていないということです。
目的を持って行動することで迷いが無くなり、中途半端な攻めを防止できます。
キルを取りに行く時の注意点
最後に、これは攻め方の話になってしまうのですが。
キルを取りにいく時の注意点。
多くのプロが言っていることだったりします。
キルを狙いに行くのは構いませんが、複数の場所でキルを狙いに行動するのは控えるべきです。
キルを狙う行為は、キルされるリスクがあります。
死ぬのが1番ダメです。
スキルの索敵は確実ではないので、防衛側も情報を得る為にプッシュします。
そうやって敵が情報をくれるのを待ってれば良い。
●キルを狙うならカバーを付けてリスクを減らす。
●反対側の味方には出待ちをしてもらい、複数の場所でキルを狙う動きが発生しないようにする。
勘違いしてほしくないのは、同時進行するのは良いんです。
片方のエリアは取れて、もう片方に進行した味方が倒された場合のリスクを理解してほしい。
人数が欠けるだけではなく相手に情報が渡り、せっかく取ったポジションを維持できなくなります。
味方が次々と倒されて、気付いたら人数不利になってるみたいな状況が起こるのは、キルを複数の場所で狙い過ぎかもしれません。
まとめ
戦略の基本となるスタンダード。
全員が完全自由というよりも、情報を集めながら、敵の穴を見つけたり作ったりする形。
集めた情報を元に、どうするのかを決めることでリスクを減らしながら攻めることができます。
何も考えずに、ひたすらAim勝負をするだけでは結構早い段階で勝てなくなります。
情報がいかに大切であるかを理解することが、脱初心者だと僕は思います。
YouTube